【政治生主懇談会】~労働問題について~ 原稿
【政治生主懇談会】~労働問題について~
http://live.nicovideo.jp/watch/lv194740602
原稿
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論点①『ブラック企業』とは何か?自分なりの定義をお答えください
論点②ブラック企業とそうでない企業の境界線はどこか?
論点③ブラック企業問題の本質は何か?その解決策は?※
※道義的、事実的、法的など論理的な根拠を示して説明してください。
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1.
道義的根拠から、ブラック企業とは何か考え、自分なりに定義をしてみたところ「劣等な非常識企業」と定義してみることにしました。大人になれば、テレビやスマホ、タブレットなどでニュースをチェックしたり、通勤の電車の中では携帯電話をマナーモードにしたりするといった常識が問われてきます。しかし、ブラック企業はしいていえば新聞も読まない、テレビも観ない、あげくに電車の優先座席で携帯電話を使い大声で電話するような下等で非常識な大人に例えることができると思います。ブラック企業だとか、ニートだとか、ストーカーだとか片仮名用語にしてしまうと、少し軽いイメージがついてしまうので、そういった片仮名用語は漢字を使った用語に訳しておく必要もあると感じます。「ブラック企業」は、「劣等な非常識企業」と用語訳して定義します。
道義的根拠から、ブラック企業とは何か考え、自分なりに定義をしてみたところ「劣等な非常識企業」と定義してみることにしました。大人になれば、テレビやスマホ、タブレットなどでニュースをチェックしたり、通勤の電車の中では携帯電話をマナーモードにしたりするといった常識が問われてきます。しかし、ブラック企業はしいていえば新聞も読まない、テレビも観ない、あげくに電車の優先座席で携帯電話を使い大声で電話するような下等で非常識な大人に例えることができると思います。ブラック企業だとか、ニートだとか、ストーカーだとか片仮名用語にしてしまうと、少し軽いイメージがついてしまうので、そういった片仮名用語は漢字を使った用語に訳しておく必要もあると感じます。「ブラック企業」は、「劣等な非常識企業」と用語訳して定義します。
2.
ブラック企業とそうでない企業の境界線を見極めるのは難しいですが、職場に生活感や日常感がある会社であるかどうか、がひとつの指標になると思われます。事実的な論拠としては、女性の労働環境について産休の問題等が言われたりしていますが、人は家族をつくり家庭を形成していく生き物で、それが現代文明の基礎でもあります。生活感のある日常においては、子供が生まれるとなれば「おめでとう」と言います。しかし、ブラック企業では職場に生活感や日常感が無いので、子供が生まれると降格させられたり解雇されたりします。若者の使い捨てについても、社員が人生や生計の将来性を考えるのは日常の生活では自然なことです、しかし、ブラック企業は社員の10年後20年後など考えません、明らかに非日常的です。
ブラック企業とそうでない企業の境界線を見極めるのは難しいですが、職場に生活感や日常感がある会社であるかどうか、がひとつの指標になると思われます。事実的な論拠としては、女性の労働環境について産休の問題等が言われたりしていますが、人は家族をつくり家庭を形成していく生き物で、それが現代文明の基礎でもあります。生活感のある日常においては、子供が生まれるとなれば「おめでとう」と言います。しかし、ブラック企業では職場に生活感や日常感が無いので、子供が生まれると降格させられたり解雇されたりします。若者の使い捨てについても、社員が人生や生計の将来性を考えるのは日常の生活では自然なことです、しかし、ブラック企業は社員の10年後20年後など考えません、明らかに非日常的です。
したがって、私はブラック企業とそうでない企業の境界線は、職場に生活感や日常感があるかとします。
3.
本質的な問題としてブラック企業を考えた場合に、勤労者の労働意欲の衰退や生産性の低下、
社会全体が焼き畑農業的な人事活用によって経済基盤が衰退し枯れてしまうという点が本質的な問題です。
まず、ブラック企業で働きたいと考える人は皆無ですから、嫌々働くということになり労働意欲の低下に繋がります。そして、1つのプロジェクトをこなすのに本来は100マンアワーの人件費が必要だとして、コンプライアンス管理をしている企業は100マンアワーの人件費を支払うでしょう、それは生産コストになります。しかし、ブラック企業がサービス残業や勤怠改ざんなどをして人件費を不当に削減すれば、ブラック企業は80マンアワー分の生産コストで1つのプロジェクトを完成し納品をすることができるようになります。当然、まっとうに人件費を払っている企業はコスト負けしてしまい価格競争で負けます。そんな中で、いかにしてバレずに不当に人件費等を削減するかの競争が始まれば、焼き畑農業式経営と言いましたが、勤労者の生活は徐々に破たんしていき、現代社会文明の基礎である家庭は崩壊し、極論を言えば国や文明の破たんに繋がるでしょう。法的にも『経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約(通称A規約)』第7条(a)(ii)において良好に確保される権利として「労働者及びその家族のこの規約に適合する相応な生活」というような文言があったりします。簡単に言えば、すべての人にハッピーな環境で働く権利が認められているのです。
お時間の関係もありますので、この程度にとどめさせていただきます。
http://com.nicovideo.jp/community/co356062
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