IF: エクソシスト 赤ペンギン

激動の21世紀初頭、ひとりの悪魔祓い師 エクソシストがそこにいた、

 その名は、赤ペンギン!!! (じゃじゃじゃん♪)

カッコいい中二病を目指すといいながら、完全におっさん化している彼は、
とある悪魔と対峙することとなった。

赤ペンギン「うんたらかんたらうんたらかんたら、悪魔よ去れ~~~!」

悪魔「エクソシストよ、貴様は間違っている」

赤ペンギン「戯言はよせ!悪魔と取引などせん!!!」

悪魔「わが名はフェネクス、不死鳥の一族ではあるが、悪魔呼ばわりされるいわれはない」

赤ペンギン「うんたらかんたら、かんたら~~ 悪魔よ去れ~~~!」

フェネクス
「元々、神も悪魔も、それぞれは精霊であり、なんら善悪によらない者であった、
しかし、人間が世俗の業を煮やすにつれ、ゼウスを神としあがめ、われ等を
悪魔と虐げ、枯れた土地である地獄の地へと追いやった。
この地獄という枯れた土地でわれ等は生きてゆけぬ、静かに滅びよというか。
世俗の都合で、神と悪魔を別けた理由などで、我を追い返すことなどまかりとおらん。」

赤ペンギン「いいから、さっさと悪魔祓いされてくれよ~~~~(汗)(汗)」

フェネクス
「この枯れた土地で、わが声は枯れ。翼もボロボロになりはてた、
貴様らの崇める神が、いまの俗世の状況を望んだか?否、神を利用し、われ等を
この枯れた土地に追いやった貴様らの望みはなんだ。
われ等は、精霊であり、たとえ悪魔と罵られたとしても、それぞれが自然の摂理を
支える存在、われ等が滅びれば、その自然の摂理のバランスは崩れ、
貴様らの俗世間とて、ともに滅びるのだぞ。この意味がわからんのか。」

赤ペンギン「話が難しくてわかんねーよ!!!!わ~ん(涙)」

 こいつでは話にならんと、悪魔はあきらめてその場からお祓いされて行ったのだった。

 めでたし、めでたし。

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