少子化と消費税と景気回復の実感

2015年、春、確かに景気回復の兆しはみえてきている。
日経平均も天井がまだできあがっていないほど値上がりしている。

しかし、これは景気回復の兆しであって、景気の回復ではないだろう。

いまの景気回復感だけで続いても、目先には消費税の増税という
不景気要因が待っている。消費税を増税しても今の勢いで
暮らしていけるという確信が得られないかぎり景気は回復したと言えないだろう。
その確信がないま消費税の増税時期を迎えれば、回復の兆しは消えて、
また不景気に向ってしまうと思う。
つまり、いまはまだ景気は回復していない。回復の前兆が出てきただけである。

消費税が一つの障壁なわけだけれど、この消費税の増税をしなければ
いけない理由は、「国の借金」と「将来増大していく社会保障費」なのだけど、
少子化で、消費人口も労働人口も減る目算の現在の日本において、
この消費税の増税を避けるすべが現段階では無い。

とかく、10%への消費税増税は避けられないとして、どうやって景気を
回復させていくかを考えていかなければならない。

移民の受け入れを政府は検討して、今後の生産人口に組み入れようと
いう話があるが、そんなことをするのであれば、
日本人がとりあえず子供をつくればいいのではないかと思う。
収入がないからだとか、正社員じゃないからだとかいう理由で
子供をつくらない人が増えているが、逆に子供を作った方が
経済がよくなって、まわりまわって自分たちの暮らしがよくなるのだから
移民を受け入れるくらいなら、日本人が子供をたくさん産めばいい。
(生産人口の話として)

そんな日本の現状だけれど、政治で子供を無理やりつくらせる政策を
とれるわけがないので、あとは世論の雰囲気づくりだと思う。
ドラマや、芸能人が子供をたくさん産めば、流行に流されて
世の中の少子化は、けっこう簡単に回復すると思う。
14歳で母親になったハリウッドスターに影響されて、
子供をつくりたがる14歳が増えたというアメリカの前例もある。

いまの、日本のピンチを救えるのは政治家ではなくて、
日本国民一人ひとりの雰囲気づくりという見えない小さな力の集合に
よるものが必要なんだろうと考える。

http://live.nicovideo.jp/watch/lv213472679
 

 
 
 

 


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