大阪都構想について言いたいこと

私は、大阪生まれの大阪育ちの大阪市民である。
橋下徹さんの言う「都構想」に、疑問符がある。

橋下さんは、『大阪の古いOSをグレートリセットする』と
言い始めて「都構想」を掲げ始めた。

たしかに、大阪人としていまの大阪のOSは古いことには共感する。
しかし、いまの大阪のOSがWindows98だとすれば、
橋下さんの言う「都構想」は、Windows2000ではないだろうか。

パソコンを昔からやっているひとであれば、
Win98からWin2000に移行しようとしたときの最悪な状況を
記憶しているだろうから、意味がきっと通じると思う。
Win98なOSで動いている街である大阪に
Win2000な都構想をいきなり導入しても不具合がでるはずだ。
どういう不具合がでるかという話は、
Win98とWin2000の時期のユーザなら、お察しのはずだ。

まずは、いまの大阪のWin98なところは基本システムとして
置いておいて、都構想のWin2000な部分はフレームワークや
プラグイン程度に最初は導入して、少しづつ改革していったほうがいい。

パソコンの64ビットOSの時代の現在でも、
64ビットのInternetExplorerでは、FLASHのプラグインが使えない
ということがあったように、基本システムの改革の障害は記憶に新しい。

そういうリスクを考えずに、大阪OSのグレートリセットと謳い
大阪都構想という制度を実現させようというのは、油断しすぎている
のではないだろうかという懸念を書いてこのブログを終わる。

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