東京裁判（極東国際軍事裁判）での戦争犯罪人についての枠を立てたときのメモ

東京裁判（極東国際軍事裁判）での戦争犯罪人について

「そもそも、戦争犯罪とは何か？」

A級戦犯　・・・・　平和に対する罪
B級戦犯　・・・・　通常の戦争犯罪の罪
C級戦犯　・・・・　人道に対する罪

アメリカの原爆投下も戦争犯罪だと思うが、一切処分された人間はいない。広島・長崎への原爆投下は冷戦期は戦争を終わらせるための必要悪だったという説が支配的だったが、最近では、アメリカ軍人がメディアで「もし、アメリカが戦争に負けていたら原爆投下で私は戦争犯罪人にされていただろう」と話したりするくらい、原爆投下という事実に対する客観的な意味合いは、冷戦のころに支配的だった説をくつがえすような気配もある。

－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－
サンフランシスコ講和条約

第十一条

　日本国は、極東国際軍事裁判所並びに日本国内及び国外の他の連合国戦争犯罪法廷の裁判を受諾し、且つ、日本国で拘禁されている日本国民にこれらの法廷が課した刑を執行するものとする。これらの拘禁されている物を赦免し、減刑し、及び仮出獄させる権限は各事件について刑を課した一又は二以上の政府の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、
行使することができない。極東国際軍事裁判所が刑を宣告した者については、この権限は、裁判所に代表者を出した政府の過半数の決定及び日本国の勧告に基く場合の外、行使することができない。
－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－

「日本国の勧告に基く場合」の意味が気になる。戦後まもなくの国会決議で、戦犯はすべて無罪とする議決があったからである（日本国の勧告ではなく国会の議決）

http://live.nicovideo.jp/watch/lv216375961