障害者施設殺傷事件の犯人は死刑になるべきだと思う

相模原市の知的障害者施設で入所者などが刃物で刺されて19人が死亡、26人が重軽傷を負った事件 について、思うことがあります。

私は、基本的に 死刑制度廃止論者です。

事件の犯人に精神疾患があるそうなので、可能性としては心神耗弱で、死刑ではなく、無期懲役になる可能性もゼロではないのかもしれません。しかしながら、どんな理由があったにしても 事件の残忍さは 刑の減軽する理由を無くすほどの事だと感じます。

これが死刑にならないのであれば、いっそ死刑制度は廃止した方がいい。


もちろん、犯人にも同情を禁じ得ません、高校卒業までは普通の人間だったけれど、大学時代から人格が偏り始め、体にタトゥーをいれだしたという話です。この息苦しい社会、弱みを見せれば食い物にされかねない殺伐とした世の中、自分の内心をさらけだす場所が見つからず、ガス抜きのように薬物や入れ墨に手をだしたり、うまくいかない自分の言い訳や逃げ場としてファシズム思想に染まっていったり。 そうではなくても、何かあったんだろうなとは想像できます。

だけど、だからと言って、あの残忍な行為を許す理由にはならない。誰もがこの息苦しい世の中であっても自分を見失わないように必死に生きている。この事件を許してしまったら、それは すべての犯罪を社会の責任として許すのと同じだ。

単独犯で戦後最悪の被害者数となったこの事件、
社会は もっと毅然とした姿勢であるべきだ。


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