好きか嫌いか言う時間 ★働け!ニートSP 9月5日 についての苦情

TBSの、好きか嫌いか言う時間 という番組で ニートについてやっていたそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=G1vy5t4GfgA



これについて、BPOへ意見を送りました。

理由としては、極端に個性的な働かない若者を大きくとりあげて ニートとして扱い 面白可笑しく放送し、ニートと呼ばれる人たちへの偏見や誤解につながるようなことを地上波でやっているのではないかというものです。


理由としては 例えば、厚生労働省のWEBにある ニートの状態にある若年者の実態および支援策に関する調査研究報告書(http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/06/h0628-1a.html

学校でのいじめ、ひきこもり、精神科・心療内科の受診経験のある者が約半数
11の項目を挙げてこれまでの生活経験を尋ねた。半数以上が経験していたのは「ハローワークに行った」75.8%、「面接を受けるために会社に電話した」68.2%、「就職の面接を受けた」64.8%、「学校でいじめられた」55.0%、「自分から会社を辞めた」55.0%
また、全体の半数弱が、「ひきこもり」(49.5%)、「精神科又は心療内科での治療を受けた」(49.5%)、経験があることがわかった。なお、精神科又は心療内科での治療は、もともとメンタル面の問題があってニート状態になったケースと、ニート状態になったことがメンタル面の問題につながっているケースの両方があると思われる。
というような、実態を把握しておらず、ただニート状態である若年者をバカにし、ニート全体の実情のデリケートな部分への配慮を怠り、ニート状態である若年者への偏見を助長するような内容であったことです。TBSの、好きか嫌いか言う時間 だけに限らず、多くのメディアが、ニートという言葉をまるで2ちゃんねるの掲示板の書き込みのように遊び半分で使っていることに違和感を感じます。普通に考えたら、好き好んでニート状態になる人など皆無でしょう。ぶっちゃけた話、ニート状態という人というのは、よくわからない人だと世間からは見られているでしょう、だからといって、多くのメディアが よくわからないからという理由で、酷い扱いをしてよいということにはならないと思う。 番組では、IKKOさんのように二丁目の人(昔はゲイだとかオカマだとか、よくわからない人という理由で 疎外されていた層の人)が、ああいう発言で、ああいうかたちで参加していたことに悩みも感じます。IKKOさんは、5時間で2億円を稼げるかどうかが、人の価値なようです。

0コメント

  • 1000 / 1000