ブラック企業についてコメントする枠 台本

ブラック企業
ブラック企業とは、労働法を順守しなかったり、
若者を使い捨てにする経営を行っている会社を
指す言葉のようです。
さぁ、その場合において

■労働基準監督署は何故動かない?
【圧倒的に人員が足りない】
たとえば、警察の交通違反の取り締まりを例に
考えてみても、ねずみとりや、覆面パトカー、白バイ、
かなりの予算と人員をかけても違反はなくならない、
労基署の予算と人員でブラック企業を取り締まる
ということが、物理的に不可能なのではないか?
【証拠を集めることが非常に難しい】
ブラック企業は、脱法がとても上手なので、
そういった企業の違反の証拠を集めることが
非常に難しい。
【小さな違反を検挙しても手柄にならない?】
労基署の職員のキャリアとして、小さな違反を
いちいちつっついても功績にならないという
理由もあるのではないか?
■労働組合が機能しているとは考えにくい
【労働組合がどこまで機能しているのか】
組合専従という言葉があったりするように、
これまでの歴史のなかで労働組合は
だんだんと骨抜きにされてきたように思う。
【労働組合のやり方は古いのではないか?】
昭和の高度経済成長の時代と今の日本は
かなり異なる情勢にある。労働組合で
大手上場企業の株式を一定数保有するなど
アプローチをかえたほうがいいのではないか?
■本当にブラック企業に社会は勝てるか?
【ブラック企業とはそもそもなんなのだろう】
クレジットカードのブラックリストのような
印象を受ける言葉だけれど、おそらくは新卒の
就職活動の際に履歴書を書く価値のある会社か
どうかということを学生が査定するために
つくられた言葉なのかと思う。
おいしい就職先イコール ホワイト企業なのである。
就活に熱心な今時の若者は、ネットや友達ルートで
ブラックかホワイトかという情報交換を
もちろんやっている。私たちもやっていた。
しかし、このブラック企業リストは
会社を選べる人には役にたつが、
仕事を選べない人にはあまり役にたたない
【ブラック企業はなくならない】
おそらく、ブラック企業がこの世からなくなることは
ないだろう。では、どうやって自分がブラック企業の
被害にあわないようにするかという自衛策が
必要になるのではないかと思われる。
■では、どうすればブラック企業に使い捨てられずに済むか
たとえば 実家が金持ちならさ
「もうしるかーぼけー!」って言えるけどさ
毎月カツカツの生活してたら 分かってても抜け出せないし
その人の属性というか 現状ごとを
考えるのがいいんじゃないだろうか?というコメントがあった
属性を、会社を選べる人と、仕事を選べない人に分ける
ひろゆき氏によると、ブラック企業というのは
日本にしかないらしい、アメリカやフランスは
普通に訴えるので裁判所ですげぇ金をとられるらしい
他の国でも訴えれば済む話だという
【法的な知識】をつけても、裁判で会社を訴えて
その会社に残れる雰囲気になるかというと無い、
仕事を選べない人にはいい手ではない
資格の勉強をしたり、仕事でキャリアを積むなりして
会社を選べる側に立てるようにするしかない
つまり、労基署や法制度云々だけでなく
働く側の大多数が会社を選べる側になるくらい
人材が育つ経済基盤にしていったり
不況で職がないという日本経済を立て直して
今とは逆の人手不足の売り手市場に
していかないと、いつまでもブラック企業に
使い捨てられる若者はなくならないのではないか。

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