自民党の体質についての叫び

先日、支部の党大会の案内の手紙が届いた。
私の住んでいるところは、大阪であり。
すなわち、大阪維新の会に大敗し、党勢を
立て直すために、一番大事な時期である。
私は、これは参加せねばならぬと思った。

同封されていた手紙によると、今回は、
いままでのように会食をするというような
ものではなく、広く党員同士で意見を
言い合うような時間をつくろうとの旨が
書かれていた。

しかし、重大なところが欠けている。
欠けているというか、そもそも党の体質に
問題があるのだということが露呈して
いる点がある。 日程についてだ。

平日の午後2時に開催するというのだ、
普通に考えて欲しい。一般社会人が
ド平日の昼の2時に都合がつくだろうか?
普通の感覚ならNOである。
年金暮らしのお年寄りか、時間に融通が
きく、成功した経営者などでなければ、
普通に考えて参加は無理である。

結局は、高齢者や、裕福層を支持母体とし、
一般的な感覚や、庶民の意見に耳を
傾けてこなかったことに対して大阪人からの
怒りをかい、地域政党だった大阪維新の会に
多くの人が大阪の政治を託したのである。

私は、自由主義者である。であるからして、
自由主義の政党である、自民党の党員になった。
しかしながら、なんたるか今回の愚行は、
一部の老人や金持ちだけで党の方針を決める
党大会をひらき、一部の人間だけで物事を決める。
そんなものが、自由主義者の集まる政党のやることか?!
怒りというよりも、気分を害される愚行である。

貴方の知っている会社の中では、年長者や、
給料を多くもらっている人が偉く、会社で
ある以上は、役職が決まっており、一部の経営陣だけで、
会社の方針を決めるということはあたりまえであろう。
しかし、それは、部分社会においての理屈であり。
一部の特権のようなものを持つ者だけで、
物事を決めて、地方自治体や国政について左右する
ことを決める理屈が良いはずがない、良いはずがないから
選挙に負けたのである。共産主義者の党がそのような理屈で
党を動かすならわかる、しかし自由主義の政党が、
そのような理屈で動いているというのは愚行である!
そんなものは、自由を題目にした、支配ではないか!

いままでの大阪が衰退していったのは、もちろん
景気が悪かったということもある、
しかし、一部の人間だけで物事を回そうとしてきた
ことや、権力闘争に固執してきたことのツケが
衰退を招いたということが、なぜわからん。

まずは、為政者とはなんたるかということの
初歩に立ち返り、党のポリシーを再確認し、
もう一度やりなおす必要がある。そんな大事な時期に、
一部の人間だけで集まり党大会を銘打って、
保守を言い訳に、自由を題目とした支配を
疑われる愚行に及ぼうとしている。
これは、ある程度の非難に値する!

繰り返すが、私は、自由主義者である。
自由主義を脅かす存在に対しては、血を流してでも戦う。
その覚悟はあることをここに書しておく!

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