ブラック企業の今後

まず、どこからどこまでがブラックで、
どこからどこまでがブラックでないかという線引きも必要だし。
グレーゾーンの企業についてもどうにかすべきだとも思う。

そう、前提であるていどクッションをおいたうえで。


ブラック企業は社会の役にたっているのだろうか?
過度の競争原理をとりいれ、極端な隙間産業や過当競争市場に
投資を繰り返し、人材や資源を投機しつづけることは良いとは思わない。
それが、仮に社会の役に立っていたとしても、それは一時的なものであって、
社会の骨格たる基盤とはなりえないと思われる。
しいていうのであれば、不景気というヤケドが生んだ膿が、ブラック企業なのだろう。

ヤケド状態の経済において、
一時的に膿が発生するのはしかたがないことなのかもしれない。
(膿も体内の毒素を排出する生理的作用としては貢献生理現象である。)
しかし、膿を取り除くことや、膿がでるヤケド自体を治療しないかぎりは、
やがて膿は腐って社会経済という身体自体に致命的な疾患をもたらすと思う。

ブラック企業に対して、私達がどのように対応していくかということは、
とても重要な今後だと思う。

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