重力の原理と時間の因子:Ver0.98 「時間の方程式」

時間はエネルギーという因子である。

ニュートン古典力学の公式は安定しているので、
これを基本にして、重力の原理を考えてみる。

エネルギー=1/2×質量×速度^2

が、高校物理に入るあたりに出てきそうな方程式であるが、
これを展開して変形し下記のようにすることができる

時間=(√(質量*距離^2/2)/√エネルギー

この関係式からすると、速度の高い物体は、
エネルギー量が大きく時間の量が小さいということになります、
そうすると、超高速で動く物体は「時間の進みが遅くなる」
ということになり、
重力の小さい位置にいる人工衛星等は、
位置エネルギー量(重力ベース)が小さいので分母が小さくなり、
時間の量が大きいので「時間の進みが早くなる」
と思うのです。

「重力の強い空間には、時間の量が少ない」

ブラックホールの中心は超重力下ですから、
物体や物質のもつ位置エネルギーは膨大になり、
ブラックホールの中心に行けば、落ちる場所がなくなるので
位置エネルギーは消費されず増加する一方です、
したがって、分母が大きくなり時間の量が小さくなって
時間が止まるのではないでしょうか?

エネルギー=1/2×質量×速度^2

ですから、

時間=(√(質量*距離^2/2)/√エネルギー

の、右辺になる「エネルギー」をもっと式展開すれば、
どうなるのかまで計算していませんが、
この宇宙は、
「物質の最小単位(粒子等)」と、「時間因子」、「距離の単位」、
という3つの要素で成立していることになります。

現状の物理学の言う、相対性理論の環境下では
物理原則の一部が破綻するという考えには疑問があります。
ある一定の条件の下では、SFアニメのような
異空間ワープになるというのもおかしな話だと思うのです。

時間というものが絶対普遍なもので、時間に量は存在しない
という前提にたったものであって、思考停止としか思えません。
「時間とは何か?」は立証されていません。


次に、超新星爆発について検討してみます。

時間=(√(質量*距離^2/2)/√エネルギー

上記方程式ですから、恒星を構成する物質が光や熱等(太陽のように熱く光る)を
放出してしまい、物質の質量をエネルギーとして物質の外に放出してしまった場合。
分母の「質量」の数値が0になり、時間が計算できなくなって空間が崩壊したような
形になります。おそらく、「質量」の数値が極の特異点の0になった場合は、
すべて光として放出されてしまうのでしょうが、特異点の極を下廻って超えるか因果律を
壊しかねない数値になると、行き場を失った空間のすべては重力(位置エネルギー)に
返還されてしまい、ブラックホールが発生するのだと考えます。

もちろん、これらの理屈は「距離」を「時間」が安定して計算できる数字まで
限りなく最小の単位に収束させる必要がありますが、いまの数学でも計算可能では
ないかと感じます。

さて、最後に「重力の原理」について、時間の方程式を下に説明します。

ここで一つの仮説を立てます。

「仮説:空間は安定しようとする。」

重力の強い空間には、時間の量が少ない ということはここに書きました。
おそらく、時間の量の少ない空間に向かって時間の量の多い空間から、
時間が流れ込むことによって重力が発生しているのだと思います。
時間=(√(質量*距離^2/2)/√エネルギー ですから、時間が流れ込むと
その空間にある「質量」も移動するので「物質」を引っ張るのです。
「距離の単位」も流れ込みますから、アインシュタインの言うような
重力レンズといった空間の歪みも発生するのかもしれません。

ここに書いたことだけでは、すべて解決しませんが、
「時間」というものが何なのかに、少し近づけた気がしますね。

「時間」とは、エネルギーの塊もしくはエネルギーの媒介のなる「因子」のようですね。

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