コラム「特定秘密保護法案に対する最終意見」
下記URLに、本法案についていろいろ書いた。
コラム「提案:特定秘密保護法修正協議案」
http://ch.nicovideo.jp/penguin520/blomaga/ar403313
それに対する最終的な意見を表明っぽいコラムを書く。
政府答弁を部分的に聞いているだけになってしまうが、
それだけでも問題点は大きい。例として産業スパイ防止についてである。
・産業スパイ についての懸念は、
不正競争防止法の罰則強化(特定秘密に関わる部分の条文追加)
公正取引委員会の特定秘密部分に関する件に、国家公安委員会との連携強化が必要に。
関連法の協議は継続審議
という、協議案をコラムに書いていたが、理由がある。
政府管轄情報としてしまうと、情報を盗んだ者が海外に逃亡したばあいに、
犯罪者引渡し条約で対応できるかということになる。
たとえば、EUが日本のTPP参加交渉が不利になるような秘密情報をもっていたとする、
それを盗んできた人が日本に来た場合に、日本政府はEUに当該情報提供者を
引き渡すのかということである。逆もまたしかり。政治犯ではないという証拠が必須になる。
日本の産業技術を政府特定秘密に指定してしまうと、運用でこじれると思われる。
特別特許として別の保護をかけるほうが好ましいのではないだろうか??
および、内閣総理は「武器の射程距離や、航空機のアビオニクスの種類」といった、
軍事機密も特定秘密にしたいというようなこと言っていたが、
アメリカのラプターですら搭載スペックの概要は公開している。
ある程度のスペックは、公開しておいたほうが戦略的に有利なのである。
相手の装備性能が不明であれば、実際に交戦してデータをとるしかなくなるからである。
逆に、データを公開しておけば、戦うことなく戦略論で勝負することができるので、
お互いに無駄な犠牲をはらうことなく安全保障を維持することができる。と考える。
それよりも重要なのは、兵站などの補給ルートや運用ノウハウといったもので、
兵器単体の機密情報よりも、総合的任務遂行能力こそが特定秘密に指定される。
日本の場合、シーレーンの確保のことを言うひともいるように、大事なのである。
無線通信や暗号化技術についても、機密事項であるが、実際のところ
わかる人には見ただけでわかる、のである。
したがって、重要事項はハードウェアフォーマット、つまり紙ベースで、
連絡通達や命令系統の決済が行われているわけであって、
暗号化した電子メールは、ハッキングと解読で、遠隔操作で読むことができるが、
タイプライターで打って、作戦部に届いたような指令書は、遠隔操作では読めない。
申し訳ないが、こういう分野の、机上の理論について、
赤ペンギンはある種のスペシャリストである。自信をもって言える。
たしかに、警察のSATや、医療や消防などのスーパーレスキューは、
諸外国にくらべて日本は後進国であったであろう、
したがって、NSAやNSC、ひいてやCIAのような組織の必要性も
早すぎる検討ではないことは確かである。
私は、日本ではないこの国を愛している。その愛する国の名前が日本という名前なのである。
親族に日本軍兵士長がいたらしい。兵士長という階級がどれくらいのものかというと、
たしかにそんなに偉くないのかもしれないけれど、その墓を子供心に見ていたときに、
教科書で習うような恐ろしい軍隊のイメージは流れてこなかった。
私は、自分の存在のルーツを探るために旧憲法についても調べている、
なにが原因で、本当に当時の人たちが一部の人たちに騙されていたというのであれば、
どういう理由で騙されたのかを知るために。
私というか、私達は、自分のアイデンティティーを知る権利があると思う、
そのためには、自分達のルーツをこの目で確かめる必要がでてくる、
それは、きっと。どんな時代のどんな人であっても同じだったであろう。
いまの与党、主に自由民主党は大きな勘違いをしているのではないかと感じる、
TPP交渉や、これからの国際社会の競争で、自分達の政治基盤を守っていきたいと
考えている人もいるであろう。だけど、実際はどうだろう。
国内でも維新の会というデモクラシー現象が活発化し、ナショナリズムも確立しつつあり、
私達の多くは、鎖国的な保護政策をとらなくても生きていける力を蓄えつつある、
もちろん、競争力をつけるために一部の産業にはもうしばらく守られる必要が
あるのかもしれない。それでも、その守る産業(守られる産業)が、
自分達を周囲に守らせるために、ああいった横暴な施策を支持しているのであれば、
そういった勢力は急速にその信頼を失うであろう。
それは、諸行無常な盛者必衰のことわり である。
平家物語は、盛者が必ず滅びるという意味ではなく、盛者でも滅びることが
あるとすれば、こういうことわりによることですよ。と、政治道徳の道理を
あらわしているのではないだろうか。
それは、菅直人や鳩山由紀夫が残したかった後の世代への可能性であろうし、
福島みずほ、や、渡辺喜美が、訴え続けていることなのかもしれないし。
そして、安倍晋三がいま見せていることでないのだろうか。
何よりも、伊藤博文の残したかった、ものごとの道ではないだろうか。
そして、政治とは関わりを持ちたくない純粋無垢な善良なる人々への責任でなかろうか。
その理念は、紙のうえに書いてあるだけのことなどにしてはいけないはずである。
参院で審議中の「特定秘密保護法案」について、下記のように意見する。
・審議の時間をこれ以上確保できないのであれば、その理由を説明すること。
・法案成立から施行までの機関、進捗をWEB等に掲載し、それに関する質問について、
質問を受け付ける窓口も掲載内容で公開し、窓口で受けた質問については必ず
法律の施行までに返答を行うこと。自分の名義を明かして質問できない場合は、
代議士や代理人による質問も受け付けること。
・想定していなかった重大な事実が発見された場合は、
施工を遅らせることも予定しておくこと。
「諸君らの無駄のない動きは、ひいでてビューティフルではあるが、
犠牲をともないすぎる。
英国紳士に負けないくらい、何ら犠牲をともなわないエレガントで、
無駄のない、ビューティフルな活躍を期待する。
以上。」
コラム「提案:特定秘密保護法修正協議案」
http://ch.nicovideo.jp/penguin520/blomaga/ar403313
それに対する最終的な意見を表明っぽいコラムを書く。
政府答弁を部分的に聞いているだけになってしまうが、
それだけでも問題点は大きい。例として産業スパイ防止についてである。
・産業スパイ についての懸念は、
不正競争防止法の罰則強化(特定秘密に関わる部分の条文追加)
公正取引委員会の特定秘密部分に関する件に、国家公安委員会との連携強化が必要に。
関連法の協議は継続審議
という、協議案をコラムに書いていたが、理由がある。
政府管轄情報としてしまうと、情報を盗んだ者が海外に逃亡したばあいに、
犯罪者引渡し条約で対応できるかということになる。
たとえば、EUが日本のTPP参加交渉が不利になるような秘密情報をもっていたとする、
それを盗んできた人が日本に来た場合に、日本政府はEUに当該情報提供者を
引き渡すのかということである。逆もまたしかり。政治犯ではないという証拠が必須になる。
日本の産業技術を政府特定秘密に指定してしまうと、運用でこじれると思われる。
特別特許として別の保護をかけるほうが好ましいのではないだろうか??
および、内閣総理は「武器の射程距離や、航空機のアビオニクスの種類」といった、
軍事機密も特定秘密にしたいというようなこと言っていたが、
アメリカのラプターですら搭載スペックの概要は公開している。
ある程度のスペックは、公開しておいたほうが戦略的に有利なのである。
相手の装備性能が不明であれば、実際に交戦してデータをとるしかなくなるからである。
逆に、データを公開しておけば、戦うことなく戦略論で勝負することができるので、
お互いに無駄な犠牲をはらうことなく安全保障を維持することができる。と考える。
それよりも重要なのは、兵站などの補給ルートや運用ノウハウといったもので、
兵器単体の機密情報よりも、総合的任務遂行能力こそが特定秘密に指定される。
日本の場合、シーレーンの確保のことを言うひともいるように、大事なのである。
無線通信や暗号化技術についても、機密事項であるが、実際のところ
わかる人には見ただけでわかる、のである。
したがって、重要事項はハードウェアフォーマット、つまり紙ベースで、
連絡通達や命令系統の決済が行われているわけであって、
暗号化した電子メールは、ハッキングと解読で、遠隔操作で読むことができるが、
タイプライターで打って、作戦部に届いたような指令書は、遠隔操作では読めない。
申し訳ないが、こういう分野の、机上の理論について、
赤ペンギンはある種のスペシャリストである。自信をもって言える。
たしかに、警察のSATや、医療や消防などのスーパーレスキューは、
諸外国にくらべて日本は後進国であったであろう、
したがって、NSAやNSC、ひいてやCIAのような組織の必要性も
早すぎる検討ではないことは確かである。
私は、日本ではないこの国を愛している。その愛する国の名前が日本という名前なのである。
親族に日本軍兵士長がいたらしい。兵士長という階級がどれくらいのものかというと、
たしかにそんなに偉くないのかもしれないけれど、その墓を子供心に見ていたときに、
教科書で習うような恐ろしい軍隊のイメージは流れてこなかった。
私は、自分の存在のルーツを探るために旧憲法についても調べている、
なにが原因で、本当に当時の人たちが一部の人たちに騙されていたというのであれば、
どういう理由で騙されたのかを知るために。
私というか、私達は、自分のアイデンティティーを知る権利があると思う、
そのためには、自分達のルーツをこの目で確かめる必要がでてくる、
それは、きっと。どんな時代のどんな人であっても同じだったであろう。
いまの与党、主に自由民主党は大きな勘違いをしているのではないかと感じる、
TPP交渉や、これからの国際社会の競争で、自分達の政治基盤を守っていきたいと
考えている人もいるであろう。だけど、実際はどうだろう。
国内でも維新の会というデモクラシー現象が活発化し、ナショナリズムも確立しつつあり、
私達の多くは、鎖国的な保護政策をとらなくても生きていける力を蓄えつつある、
もちろん、競争力をつけるために一部の産業にはもうしばらく守られる必要が
あるのかもしれない。それでも、その守る産業(守られる産業)が、
自分達を周囲に守らせるために、ああいった横暴な施策を支持しているのであれば、
そういった勢力は急速にその信頼を失うであろう。
それは、諸行無常な盛者必衰のことわり である。
平家物語は、盛者が必ず滅びるという意味ではなく、盛者でも滅びることが
あるとすれば、こういうことわりによることですよ。と、政治道徳の道理を
あらわしているのではないだろうか。
それは、菅直人や鳩山由紀夫が残したかった後の世代への可能性であろうし、
福島みずほ、や、渡辺喜美が、訴え続けていることなのかもしれないし。
そして、安倍晋三がいま見せていることでないのだろうか。
何よりも、伊藤博文の残したかった、ものごとの道ではないだろうか。
そして、政治とは関わりを持ちたくない純粋無垢な善良なる人々への責任でなかろうか。
その理念は、紙のうえに書いてあるだけのことなどにしてはいけないはずである。
参院で審議中の「特定秘密保護法案」について、下記のように意見する。
・審議の時間をこれ以上確保できないのであれば、その理由を説明すること。
・法案成立から施行までの機関、進捗をWEB等に掲載し、それに関する質問について、
質問を受け付ける窓口も掲載内容で公開し、窓口で受けた質問については必ず
法律の施行までに返答を行うこと。自分の名義を明かして質問できない場合は、
代議士や代理人による質問も受け付けること。
・想定していなかった重大な事実が発見された場合は、
施工を遅らせることも予定しておくこと。
「諸君らの無駄のない動きは、ひいでてビューティフルではあるが、
犠牲をともないすぎる。
英国紳士に負けないくらい、何ら犠牲をともなわないエレガントで、
無駄のない、ビューティフルな活躍を期待する。
以上。」
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