IF:女王ペンギンの恋愛裁判 当事者尋問編
IF:女王ペンギンの恋愛裁判 口頭弁論編
http://ch.nicovideo.jp/penguin520/blomaga/ar413975
の続き、
女王ペンギン「では、再開します。原告から被告への尋問はありますか?」
白ペンギン「ありません。」
女王「では、被告から原告への反対尋問はありますか?」
赤ペンギン「あります。」
女王「ないようなので、判決に移ります。」
赤ペン「あります。(`・ω・´)」
女王「傲慢な、、、。では、なにかあるなら質問をどうぞ?」
赤ペン「白ペンギンさんは、赤ペンギンに好きだと言われたときに何と感じましたか?」
女王「自発供述の強要にあたります、質問を撤回しなさい。」
赤ペン「強要してません(`・ω・´)」
女王「強要です。質問を撤回しなさい。」
赤ペン「俺は、ただ、、、。動物園のペンギンのように窮屈そうだった白ペンギンさんが、
不幸に見えたんです。南極で海に潜って魚を食べる。そんなペンギン本来の生き方で
自分の時間を自分の幸せを選ぶ時間に使って欲しかったから、、、。
赤ペンギンは、白ペンギンさんが好きで、幸せになって欲しい。だから、、。」
女王「被告からの反対尋問はないと認めます。後日に判決を言い渡します。
指定の期日に出頭するように。では、今日はここまでにします。」
赤ペン「まて!女王! 恋愛とは、ペンギンを罰するためのものであるはずがない!」
女王「まて、だと?女王に向かって命令をするのですか?身の程をわきまえろ、俗物め!
赤ペンギンよ、おまえは自分はペンギンなのだから、ペンギン本来の生き方をしたい
と言う。しかし、おまえの言うペンギン本来の生き方とは何だ?
時代は変わり、ペンギンの生き方も変わった。もはやお前のいう野生ペンギンの生き方
などできない時代なのだ。なんの進歩もない俗物に、女王である私が直接の
裁きを与えようというだけでも、ペンギンであることに誇りを持て。
ペンギンがペンギンを裁くのではない、法がペンギンを裁くのだ。
法のもとにひざまずけ赤ペンギンよ。
俗物は俗物らしく、ペンギンパレードのパンフレットの掃除でもしていればいい、
おまえにペンギンとして生きる資格はない。抵抗は無意味です。」
(BGM:http://www.youtube.com/watch?v=dnG2dZDgCp4)
赤ペン「法が裁くのであれば、最終的に結論決めてんのはペンギンだろうが女王!
法の支配は、誰かが誰かを縛るためにあるんじゃない。
すべてのペンギンが幸せに生きていくためにあるんだ。
進歩できなかったペンギンも、進歩したペンギンも幸せになれないといけない。
南極のペンギンも、水族館のペンギンも、生まれてきたときは同じペンギンだ。
水族館に生まれたペンギンが、野生のペンギンと違うのであれば、
そんなものは家畜ど同じだ。 ペンギン達を家畜にしようとするペンギンなど
そんなものこそペンギンとは言えない。そんなことをするペンギンの女王など、
ペンギンの女王とは言えない。そのようなまがい物の法や女王に、
赤ペンギンがひれ伏すことはない!ダークプリズンに縛られ続けたいのか女王!」
叫び声とハッタリをかます赤ペンギンの前に、すでに女王ペンギンは、その場を去っていた。
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