仕事にやりがいは必要か?人生に生きがいは必要か?
仕事にやりがいを求めるか、人生の生きがいを見つけたいか否かは、個人の自由かもしれないが、そういった「やりがい」は、憲法で保障された幸福追求権にあたるものでもあろう。
日本人の幸福度は世界で43位とされた例があるらしい
http://www.huffingtonpost.jp/kenji-sekine/post_6096_b_4237432.html
たしかに、そういわれてみると、経済的にも物質的にも
日本という国という枠組みでは豊かになってきているかもしれないが、
日本人という個人的な枠組みでは、必ずしも幸福ではないのであろうと感じる。
それはなぜだろうか??
私は、以前、「自殺の原因に関する、個人的な解析と検討」というブロマガを書いた。
http://ch.nicovideo.jp/penguin520/blomaga/ar379411
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ブロマガ「自殺の原因に関する、個人的な解析と検討」から抜粋
国の福祉政策は、自殺を本気で考えたことがある人にたいして、 「カウンセリング」だとか、「臨床」という名目で、この国の心理学者は、 「自殺を考える人の体験談」を喋らせるが、「自殺を考えなかった人の体験談」は喋らせない。 この国では、自殺を考えると思想調査を受けるようだ。侵害である。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12115685677 ぜひとも「自殺を考えた事のない人」にも、「あなたは何故、自殺を考えなかったのですか?」 という思想調査を行う福祉政策を推進していただきたいと思う。
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こういった、独特な視点にたって物事の解析を論理的に行おうとする私としては、
仕事のやりがい というものについても、さまざまなアプローチに立って考えてみるが、
仕事のやりがいについて
・給料・報酬・社会的身分等の労働対価
・思想・信条・宗教的なものも含めた自己実現との関係
・社会との関わり具合
そういった、3つの要素が少なくともあるのではないかと仮定する。
内閣府関係だからなのだろうか、
なぜか消費者庁がとりまとめた幸福度に関する解析(http://www.caa.go.jp/seikatsu/whitepaper/h20/10_pdf/01_honpen/pdf/08sh_0103_02.pdf)
というものが存在する。それによると、年齢を重ねると幸福度が低下する要因に
なるとされている。これはどう考えればいいのだろうか??
消費者庁によれば、日本の場合は、若いころは野心を実現できるような可能性があるので幸福度が低くならず、熟年になるとある程度人生が決まってくるので幸福度が低下し、高齢者になると、あきらめがつくので幸福度の低下具合がおさまるからであると説明している。
しかし、資料によるアメリカとの比較をみると、アメリカは熟年(中年)になってから、一気に幸福度が上昇しているのが解る。これらのことについても、仕事のやりがい、人生の生きがいが影響しているのではないかと仮定してみる。
これらの仮定から、推測として成立するものは 社会構造についてである。
ステルス戦闘機を複数生産する能力をもち、世界を牽引する科学力をもつアメリカ合衆国ではあるが、そんな最先端の国でも、日曜日には教会へ礼拝をしたり、主にキリスト教由来の祝賀祭は大々的に生活に根付いている。クリスマスは、日本以上に盛り上がるわけである。
科学が進歩した大国でありながらも、良い意味での人間臭さは残っているのである。ドル札に「我々は、神を信じる者なり」と書かれているところからもアメリカの国民性が感じられる。
一方、日本の場合は、初詣や盆休みという伝統的な習慣は残っているが、神道や仏教が日常生活に、どれほど残っているかというと、かなり少ない。畳の住宅は少なくなったし、ご飯を食べるときに「いただきます。」と手を合わせる習慣すら、生活からだんだんと消えはじめている。日本は、科学的進歩とひきかえに人間臭さを犠牲にしてきたのである。
・給料・報酬・社会的身分等の労働対価
アメリカは歳を重ねても、チャンスに恵まれた国であり、日本のような極端な年功序列社会構造ではない。日本もアメリカも簡単にクビをきられるが、日本はアメリカほど起業が簡単ではない。
・思想・信条・宗教的なものも含めた自己実現との関係
日本では、経済的利潤を追求する見返りに、人間臭さを犠牲にしており、自己実現を求めると、出世できないか若しくは社会から追い出される。
・社会との関わり具合
日本では、フォーマルな人間関係や、仕事上の付き合いは重視されるが、良い意味での人間臭さを犠牲にし、窮屈な世の中で、生きづらさを感じる人がいる。
日本社会の構造としては、仕事にいきがいや、人生に生きがいを求めないような、
進歩しようとしない保守的な人間の方が生活しやすいということなのかもしれないし、
同時に、仕事にいきがいや、人生に生きがいを求めるひとが生きづらい社会でもあり、
諸外国に比べて閉鎖的である、現状の日本社会にビジネスチャンスは限られるだろうし、
有能な研究者や開発者にとって、日本社会は最悪の環境であって海外からの研究者の
誘致などと言える以前の、一丁目1番地で暗礁にのりあげていないだろうか?
日本人の幸福度は世界で43位とされた例があるらしい
http://www.huffingtonpost.jp/kenji-sekine/post_6096_b_4237432.html
たしかに、そういわれてみると、経済的にも物質的にも
日本という国という枠組みでは豊かになってきているかもしれないが、
日本人という個人的な枠組みでは、必ずしも幸福ではないのであろうと感じる。
それはなぜだろうか??
私は、以前、「自殺の原因に関する、個人的な解析と検討」というブロマガを書いた。
http://ch.nicovideo.jp/penguin520/blomaga/ar379411
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ブロマガ「自殺の原因に関する、個人的な解析と検討」から抜粋
国の福祉政策は、自殺を本気で考えたことがある人にたいして、 「カウンセリング」だとか、「臨床」という名目で、この国の心理学者は、 「自殺を考える人の体験談」を喋らせるが、「自殺を考えなかった人の体験談」は喋らせない。 この国では、自殺を考えると思想調査を受けるようだ。侵害である。 http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12115685677 ぜひとも「自殺を考えた事のない人」にも、「あなたは何故、自殺を考えなかったのですか?」 という思想調査を行う福祉政策を推進していただきたいと思う。
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こういった、独特な視点にたって物事の解析を論理的に行おうとする私としては、
仕事のやりがい というものについても、さまざまなアプローチに立って考えてみるが、
仕事のやりがいについて
・給料・報酬・社会的身分等の労働対価
・思想・信条・宗教的なものも含めた自己実現との関係
・社会との関わり具合
そういった、3つの要素が少なくともあるのではないかと仮定する。
内閣府関係だからなのだろうか、
なぜか消費者庁がとりまとめた幸福度に関する解析(http://www.caa.go.jp/seikatsu/whitepaper/h20/10_pdf/01_honpen/pdf/08sh_0103_02.pdf)
というものが存在する。それによると、年齢を重ねると幸福度が低下する要因に
なるとされている。これはどう考えればいいのだろうか??
消費者庁によれば、日本の場合は、若いころは野心を実現できるような可能性があるので幸福度が低くならず、熟年になるとある程度人生が決まってくるので幸福度が低下し、高齢者になると、あきらめがつくので幸福度の低下具合がおさまるからであると説明している。
しかし、資料によるアメリカとの比較をみると、アメリカは熟年(中年)になってから、一気に幸福度が上昇しているのが解る。これらのことについても、仕事のやりがい、人生の生きがいが影響しているのではないかと仮定してみる。
これらの仮定から、推測として成立するものは 社会構造についてである。
ステルス戦闘機を複数生産する能力をもち、世界を牽引する科学力をもつアメリカ合衆国ではあるが、そんな最先端の国でも、日曜日には教会へ礼拝をしたり、主にキリスト教由来の祝賀祭は大々的に生活に根付いている。クリスマスは、日本以上に盛り上がるわけである。
科学が進歩した大国でありながらも、良い意味での人間臭さは残っているのである。ドル札に「我々は、神を信じる者なり」と書かれているところからもアメリカの国民性が感じられる。
一方、日本の場合は、初詣や盆休みという伝統的な習慣は残っているが、神道や仏教が日常生活に、どれほど残っているかというと、かなり少ない。畳の住宅は少なくなったし、ご飯を食べるときに「いただきます。」と手を合わせる習慣すら、生活からだんだんと消えはじめている。日本は、科学的進歩とひきかえに人間臭さを犠牲にしてきたのである。
・給料・報酬・社会的身分等の労働対価
アメリカは歳を重ねても、チャンスに恵まれた国であり、日本のような極端な年功序列社会構造ではない。日本もアメリカも簡単にクビをきられるが、日本はアメリカほど起業が簡単ではない。
・思想・信条・宗教的なものも含めた自己実現との関係
日本では、経済的利潤を追求する見返りに、人間臭さを犠牲にしており、自己実現を求めると、出世できないか若しくは社会から追い出される。
・社会との関わり具合
日本では、フォーマルな人間関係や、仕事上の付き合いは重視されるが、良い意味での人間臭さを犠牲にし、窮屈な世の中で、生きづらさを感じる人がいる。
日本社会の構造としては、仕事にいきがいや、人生に生きがいを求めないような、
進歩しようとしない保守的な人間の方が生活しやすいということなのかもしれないし、
同時に、仕事にいきがいや、人生に生きがいを求めるひとが生きづらい社会でもあり、
諸外国に比べて閉鎖的である、現状の日本社会にビジネスチャンスは限られるだろうし、
有能な研究者や開発者にとって、日本社会は最悪の環境であって海外からの研究者の
誘致などと言える以前の、一丁目1番地で暗礁にのりあげていないだろうか?
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