野党再編・二大政党制について

消費税増税をしなければいけないのが机上の理論として正しいのは
わかるとしても、実態としてそれが正解であるかどうかには疑義が残った。
それと同じように、野党再編での二大政党制が机上の理論としては常識的だとしても、
実態として、二大政党制ありきの野党再編が正解であるかというかというと、
それもまた疑義が発生すると思われる。

まず、野党再編が望まれる背景としては、
特定秘密保護法や、首相の参拝など、与党の強行採決などへの
反対意見を反映することが難しくなったことへのカウンター現象ではないかと感じている。
そこで、二大政党制にすることが果たして最善策なのかというと、
二大政党制のために、民主党を台頭させて政権交代をさせたころのことを考えると、
結論ありき、つまり二大政党制ありき、で物事を進めていくのが最善とは言いたくない。

リスナーコメント
「どのようなイデオロギーで政党をたった二つにわけるのか、それに意味はあるのか」

まぁ、つまりは政権与党がしっかりしてくればよいだけの話なのだろうけれども、
有権者側の環境も変えていく必要性があると感じる。
最近は、マシになったとはいえ、政治の話をするとややこしいことにまきこまれたり、
金もないくせに政治を語るなとか、勉強してからものを言えだとか、
うっとおしい言いがかりで言論封鎖される場合もあって、ふつうの人は政治に関与を
したがらない風潮もなくはないのではないだろうか。
そういう意味では、しっかりした与党をつくっていくために、
お飾りでない政治、市民社会によりそった政治、環境や雰囲気、
そういったものをより良くしていって、しっかりした与党を育ていくという
方向性で考えてみるのも悪くないのではないだろうか?


その他 リスナーコメント
「金が掛かるで無駄票ばかり積みあがる」
「アメリカ大統領選のように49対51で決まってしまうのは怖いと思う」
「総理が議会を解散できる方が怖い」
「議会は俺達の民意 総理にとやかく言われる筋合いはない」
「文句あるなら 民意である議会を説得しろ」
「国のトップがころころ代わるのも困るけど、
 ほぼ4年間交代できないというのも時には困ることがある、難しいね」

私たちの将来は、私たちで決めることだと思う。
例えば、いまの若い人の将来の年金が危ないと言われているが、
いまの若い人たちの将来の年金をどうするかということを若い人たち自らで
考えて決めていってもいのではないだろうか、そういうことができるように
してみてはどうだろうか。この国をどんな姿の国にしていきたいか、
そういうビジョンを個々に提案し、たまには意見交換をして、
自分たちの住む社会の姿を自分たちで決めていく、
大資本や、権力者に服するだけでなく、建設的に在民主権を発展
させることができる環境がみえてくれば、それだけでも勇気が湧いてくる気がする。

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