論文 「今自由民主党が為すべき事は?」

自民党の大阪府議会市議会候補公募に応募したことがあるのですが、
そのときに、「今自由民主党が為すべき事は?」というテーマで
2000字ほどの論文を提出する要件があった、
リクエストがあったので、提出した論文を公開することにした。

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論文 「今自由民主党が為すべき事は?」    2014年10月7日 
今、自民党がなすべきことの最初の段階として、『党の存在感を打ち出していくこと』が、あると考えます。私は、子供のころから、父親が毎晩見ているテレビニュースを横から見ていましたが、冷戦下の情勢においての日本の危機感に正面から立ち向かわなければならない国会議員の方々の心労をなんとなく感じていました。それから、大人になり、ようやく世の中がどういう仕組みで動いているかがわかり始めた歳になって、自民党の党員となりました。私は、自分のインターネットのホームページで、自分が自民党の党員であることを表明したりしています。友人にも積極的に伝えるようにしています。なぜならば、自由民主党という政党は、ペーパーカンパニーのような、活動の実態のない組織ではないのだ、ということを周りに知らせたいからです。
ここ数年だけでも、リーマンショック・東日本大震災 という状況で、日本は大変な逆境や苦難にみまわれています。それでも、日本は 我々、自由民主党の努力によって、奇跡的な経済回復やデフレ脱却の兆しを切り開くところにもってくることができました。安全保障の面においても、中国の軍拡に対応すべく対策の検討や、北朝鮮の拉致問題へも解決に向けた進展があります。
これらは、国民にとって大きな不安であったと思います。そこで、その不安を払しょくして活躍する存在が必要になるわけですが。『日本は、今、ヤバイ。けど、自民党がいるから大丈夫だ。俺たちも頑張ろう!』と、国民が思えるように、自民党の存在感を全面的に押し出していく必要があると考えるのです。 東日本大震災の時に、民主党政権で国民は安心できたでしょうか?大阪の地方選挙においても、維新の会や、橋下氏よりは、自民党大阪府連の方がよっぽど頼りになったはずです。しかし、橋下氏がどういう人であるかということはメディアを通じて有権者は理解していましたが、自民党という政党がどういう政党で、実態としてどういう活動をしているかということは、あまり周知されていません。つまり、橋下氏の方が存在感で勝っていたということがあったと思われます。『大阪は、今、ヤバイ。けど、橋下さんがいるから大丈夫だ!』と、大阪の人達の多くは考えて、頑張っている部分もあるのではないでしょうか。人間とはそういう感情の生き物です。
では、『どのようにして、党としての存在感を打ち出していくか?』ということになりますが、
ひとつの方法として、インターネットの活用があげられると考えられます。公職選挙法にもあるように政党が配布するビラには枚数制限があり、紙媒体での広報活動には限界があります。しかし、インターネットでの政治活動の規制緩和がなされたわけですから、党のセミナーやイベントの写真やパンフレットなどの活動報告をインターネット上に掲載してくという方法があります。
現在は、パソコンを中心としたユーザが見るWEBページが多いようですが、スマートフォンやタブレット用にデザインされたWEBページの作成を行えば、若者や女性にも、党のことを理解してもらえる周知活動ができると考えます。 もちろん、誰でもスマートフォンやパソコンを使えるわけではないので、党本部も含めた各拠点(党の支部や府連本部)への見学会などを企画し、無党派層のご老人にも見学に来てもらえるような企画をしていき、自由民主党の実態を知ってもらい、党の存在感を打ち出せるようにするという方法があります、個別訪問はできなくても訪問してもらうことはできるはずです。
我々は、基本的人権と民主主義を守り、世界の平和と人類の繁栄に積極的に貢献しつつ、国民とともに未来に向けてつねに改革を進める自由主義の政党なのであるという、存在感を、積極的に打ち出すべきです。                             ※文字数 約1500字

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