アルバイトの面接での知識やコツ　中年フリーター必見

さて、多様な働き方が認められる世の中になって、
非正規で働く人たちが増えてきました。
通常の就活とは違い、非正規の面接の雰囲気はかなり違います。

私の失敗談から、コツというか反省をブロマガに書きますので是非いちど読んでみてください。


■面接時に座る位置

通常の就活では、面接官が奥の席に座り、自分は奥では無い席に座るというマナーがありますが、アルバイトや派遣の会社の面接の場合は、習慣として、どちらが奥の席にという取り決めが決まっていません。ですので、どちらでもいいと考えておいてもかまわないようです。どうしても長年の経験で奥の席を譲ってしまう習慣がこびりついていて奥の席に座ると萎縮してしまうという人は奥の席に座らないようにするか、流れで奥に座ってしまった場合は、「奥の席ありがとうございます、今日は面接のほう宜しくお願いします！」と面接官に元気な声でお礼を言って、やりすごしましょう。概ねの会社はアルバイトにマナーや社会経験を求めていません、単純に欲しい時間に元気にがんがん働いてくれるバイタリティーをアルバイトに求めています、そのあたりを考えてみましょう。

■面接の時に聞かれること

・Wワークではないか

これは、会社側からしてみるとちゃんと確認しておきたい点です。他のバイトと掛け持ちをしている場合は会社側の出てほしい日に出てもらえないということで後々のもめごとの種になります、いざ働き出してからもめ事になるようなアルバイトは会社としてはごめんこうむりたいわけですので、怪しい回答や不自然な回答をしたり嘘をついていると思われると面接で不採用になる可能性が大です。Wワークでなくても育児や諸事情がある場合は、聞かれなくても言うようにしましょう。逆に最初に言っておかないと後で自分が困るケースもあります。


・週何時間働けるか、具体的に働ける時間帯は何時から何時か

最低でも、先1年の自分の都合や希望は把握しておくようにしましょう。何も言わずにいると11時間6連勤というようなシフトを勝手にいれられても文句が言えません。後で、自分が困ることになります。

・扶養控除や年金や税金などの絡みで年収や月収の上限があったりしないか

意外と忘れがちですが、これも会社側からしてみると重大なところです。後で、税金の問題で働ける収入に制限があるので働ける日数が限られると言われると、会社が入ってほしいシフトに入ってもらえないということで会社としては、めんどくさい話になります。事前に確認をしておいて、聞かれなくても自分の方から言うようにしましょう。後で自分が困る場合もあります。

・月にいくらくらい稼ぎたいと考えているか

これも、最初に聞かれることがよくあります。会社としてはアルバイトは会社が決めた予算で会社が欲しい時間帯や日数で働いてくれるアルバイトをと考えています。業績によってはシフトを削ることも当然ありえます、その時に、「もっと稼ぎたいから、もっとシフトをいれてくれ」とアルバイトから言われることをめんどくさがります。ですので、事前に聞かれることが多いです。そして、ガンガン稼ぎたいと思う人は聞かれなくても、どれくらいシフトに入れるか事前に確認しておきましょう。これも、後で自分が困らないようにするために重要です。

・この仕事を選んだ理由は何か？

これは、ふつうの就活と同じで、よく聞かれることです。質問されたら必ず答えられるようにしておきましょう。

・「以上で面接は終了になりますが、何か質問はありますか？」

さて、よく面接であるパターンですが、ここは積極的に質問してみましょう。何故なら、採用が決まってもこちら側にも採用を断るという権利があるという点があります、質問をしないと「この人は本当にこの仕事に興味があるのかなぁ、もしかしたら採用しようとしても断ってくるのではないか？めんどくさいことにならないように断ってこない別の人に採用をかけよう」と思われてしまって面接で落とされる可能性があります。そして、アルバイト募集の広告を出す担当者と面接担当者と人事担当者が別という場合も多々あります、失礼の無い程度に積極的に質問し、極端に言えばタウンワークの募集紙面の切り抜きやWEBサイトでの募集であれば画面をプリントアウトして「この内容の募集で間違いないでしょうか？」というような質問もしておいた方が無難です、自分が思っていた募集内容と職場の現場担当者が把握していた募集内容とが違っていて、いざ働き始めてからお互いに「あれ？なんか聴いてた話と違うぞ」というように、もめ事の種になり、自分も損することになります。

■最後に、誰も言わない実際の話

これは、誰も言わないことですが。面接を受ける自分も緊張しますが、面接官も緊張するということです、実際に面接の仕事をやってみればわかりますが、どんなに場慣れしていてもこれは毎回起こります。お互いに緊張しているのでうまくコミュニケーションがとれないことが多々あります、おそらく誰もが面接で困る理由のひとつにこれがあると思います。ですので、面接でうまく喋れない理由を自分が緊張しているからという理由でかたづけず、お見合いの席だと思って落ち着いて喋るようにすると良いと思われます。


以上、役に立てば幸いです。