小論文-自由と尊厳

私の、この心の中にある奇妙な感情はなんだろうか。
おそらく、それは怒りに似た感情なのであろう。

中世ヨーロッパの時代の後に、市民のブルジョアジーを
保障するために、立憲主義が栄え、
時代は、人権を尊いものとする時代を進んでいた。

たしかに、古代の奴隷制度のようなものもなく、
専制や封建の時代に比べれば自由な世界にはなった。

それでも、結局のところは、支配者が
入れ替わっただけで、形を変えた階級社会は
依然として残り、誰もが抑圧を感じている。

富を持たぬものは、必死で働き、働くために
奨学金のような借金をし、そして働く。
無論、働くことが悪しきことではない。
しかしながら、抑圧され自由を与えられずに
やむなく不本意な働き方をしている人が
どれほどの数いるだろうか。

富をもつ者は、富を持たぬものを抑圧する
そのうえに立っている。時代のイデオロギーが
許す範囲で、抑圧し、自由と尊厳を奪っている。

私は、自由と尊厳を侵されることをよしとしない、
そういった侵害に対しては、命をかけてたたかう。

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